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2023/04/17
SUPERCUT P・A・S・TIME 八千代台店,SUPERCUT P・A・S・TIME 臼井店,Tip&Toe ユーカリが丘店,SUPERCUT ULALA 大久保店,出張移動美容室
松川 和貴

【カットの深掘り!第2回】4月5日は『カットの日』!なぜその日なのか!そこを深掘り!

皆様こんにちは🌈
Tip&Toeの松川です。

皆様は『カットの日』があることをご存じでしたでしょうか?
またそれがなぜ4月5日なのか。
今回はその『カットの日』を深掘りしていきましょう(^^♪


4月5日は「ヘアカットの日」です。
ではなぜ「4月5日」と「ヘアカット」が結びつくのか?
これには昔の日本ではよく見られた“男女での扱いの違い”が原因としてあるようなのです。

そもそもの発端は明治時代に政府から出された「散髪脱刀令」という声明。

それまでは士農工商の身分ごとで決まっていた髪型や服装などですが、
「これからはもうそんな時代じゃないんですよ。
身分など関係なく髪型も自由にしていきましょう」ということを謳っていたんですね。
文明開化のシンボルともいわれています。

これにより、それまで「丁髷(ちょんまげ)」から「ざんぎり頭」にするのが奨励され武士たちも刀を捨て、
短髪の髪型にする人たちも増えたのです。
明治6年に明治天皇が断髪をしたことで、一般庶民の断髪にも拍車が。

なお、当時の「魯文珍報」によると、流行したザンギリ頭にも、
総髪撫付、中割、開化頭など様々な形があったようです。

そして「髪を切りたいのは男性だけじゃない!」ということで、女性の中にも髪を切る人たちが増えてきました。
しかしながらこれに対して反発する人が出てきました。
「長い黒髪こそ女性の美しい姿だろう!」ということらしいのです。
そしてその動きが大きくなり「女性断髪禁止令」が発令されるに至ったのです。

当然こんな理不尽を受け入れる女性たちではありません。
このことに多くの女性たちが反発し、髪型への自由を望みました。
女性が髪型への自由を望んだこの日を「ヘアカットの日」とされています。


そこから先は大正、昭和と時代が流れるにつれて女性たちも自由な髪型を楽しめるようになっていきました。
「ヘアカットの日」ができたのは女性の髪形を巡ってのさまざまな動きがあったわけです。

自由におしゃれができない、髪を切ってはいけないという時代があったことを忘れず、
またそういった動きにも負けない女性たちがいた、ということを忘れない日でもあるんですね。